オールインワン飲食店向けプラットフォーム「Respo by AutoReserve」では、フリー株式会社(本社:東京都品川区、CEO:佐々木大輔)が提供する「freee会計」とAPI連携を開始したことをお知らせします。
本連携により、Respoで発生した日々の売上データが、翌日には「freee会計」へ取引として自動登録されるようになります。飲食店経営者は煩雑な経理作業から解放され、入力ミスや計上漏れのない正確な会計管理を実現。これにより、お客様へのサービス向上など、お店の価値を高める業務への集中をサポートします。
開発背景
人手不足を背景にDXが進む飲食業界ですが、その多くは予約やオーダーといったフロント業務に留まり、会計入力が手作業であるケースが多いのが実情です。多様化する決済手段や軽減税率への対応は業務をさらに複雑化させ、このバックオフィス業務が店舗全体の生産性を下げる大きなボトルネックとなっていました。
そこでRespoは、このバックオフィス業務に残された非効率性を解消し、飲食店の経営全体を支える真の「オールインワン」体験を提供すべく、今回のAPI連携開発に至りました。
「Respo」×「freee会計」API連携について
この度のAPI連携により、Respoで発生した売上が、翌日に「freee会計」内に取引として自動で登録されるようになりました。これにより、日々の売上管理から入金処理までの経理業務を、「freee会計」上で一元的に行うことが可能になります。
<自動連携される主な会計データ>
- 適切な勘定科目: 売上は「売上高」、決済手数料は「支払手数料」といったように、取引内容に応じて適切な勘定科目が自動で適用されます。
- 正確な税区分: Respoで設定された商品の税率(標準10%/軽減8%)に応じて、正確な税区分が適用された状態で記帳されます。
- 支払手段別の売上データ: 「現金」「クレジットカード」など、支払い方法ごとに日別の合計金額が自動で登録されます。
- 割引・返金データ: 会計時の割引やオンライン決済の返金なども、売上から差し引かれるマイナス取引として自動で反映されます。
飲食店にもたらすメリット
1. 毎日の売上入力を自動化し、経理の手間を抜本的に削減
売上が自動的にfreee会計に連携されるため、手入力での転記作業が不要になります。その分創出された時間を、お客様へのサービス向上や新メニュー開発といった”お店の売上に直結する業務”に充てることが可能になります。
2. 複雑な計算ミスを防ぎ、正確な経営状況をいつでも把握
人為的な入力ミスや計上漏れのリスクがなくなるだけでなく、複数税率が混在する複雑な売上も、ミスなく正確に管理できます。 「freee会計」上で日々の正確な売上をいつでも把握でき、迅速な経営判断をサポートします。
3. 簿記の知識がなくても安心。店舗のDXを加速
日々発生する取引の仕訳が完全に自動化されるため、簿記の知識に不安がある方でも安心して会計管理を行えます。フロント業務からバックオフィスまでをシームレスに繋ぎ、店舗全体のDXを力強く推進します。
freee会計について
freee会計は、クラウドベースの会計ソフトで、個人事業主や中小企業向けに提供されています。専門的な会計知識がなくても、シンプルな操作性で、日々の経理業務を効率化できるのが特徴です。
- バックオフィス業務の効率化:経理作業にかかる時間を大幅に削減できます。
- 会計知識がなくても安心:シンプルな操作性で直感的に使用できるように設計されています。
- リアルタイムでの経営状況把握:リアルタイムで売上や経費を確認し、スピーディーな経営判断が可能です。
- クラウドで場所を選ばない:インターネット環境があれば、いつでもどこでも作業ができます。
本件に関するプレスリリースは、こちらをご参照ください。